蟹江美貴(カニエ ミキ)

アーチェリー

プロフィール

中学のアーチェリー部に入部しアーチェリーを始める。高校、大学もアーチェリー部に所属し、株式会社ミキハウスへ入社。2012年ロンドンオリンピックでは女子団体で銅メダルを獲得。全日本選手権は2009年と2013年に優勝。2014年に現役を引退、退職をし、現在は主婦。子育てをしながら、アーチェリー普及のためイベントや講演会、SNS発信をしている。

2012年ロンドンオリンピック

2020年9月にはゲストとして試合に出ました!

息子は乗り物大好き!親子で楽しんでいます。

<好きな食べ物>

1.いくら

2.アボカド

3.モッツァレラチーズ

<ご機嫌の価値>

1.笑顔になる

2.思いやりが増える

3.イキイキする

<関連情報>

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インタビュー

辻先生) 今日はアーチェリーのメダリストの蟹江美貴さんにインタビューしていきたいと思います。まず、アーチェリーの魅力を蟹江さんの言葉で語るとするとどんな感じ?

蟹江さん) そうですね。やるとハマっちゃうところが魅力かなって。

辻先生) バスケでもハマるんだよ。

蟹江さん) ハハハ。自分で打った矢が的の方に飛んでいって、刺さるっていうだけでも、すごく「うわーやったー!」ってなるんですよ。やっぱり最初の1本目って。それが続けるにつれてどんどん中心の良い点数の方に寄っていくし、そうするためにどうしたら良いか考えてるうちにハマっちゃうという。

辻先生) なるほど。オリンピックだと的までの距離は70メートルだっけ?

蟹江さん) そうですね。

辻先生) 何秒かかるの?放ってから当たるまで。

蟹江さん) 1秒くらいですかね。

辻先生) 射撃と違って、直線じゃなくて、放物線で当たってるんだよね。

蟹江さん) はい。

辻先生) 当たった時の感触というのは、70メートルという長い距離でもあるんですか?

蟹江さん) ありますね。当たった感触というよりも、本当に良い時は、打った瞬間に「あ、これはもう当たる。10点に入る。」っていうのがわかる時があるんです。

辻先生) うわー。すごいね。邪魔する人はいないけど、天候とか風は影響するんだよね。

蟹江さん) そうですね。雨は降ってもやるので。やっぱり天候相手にする競技なので、その場その場で対応しなきゃいけないので。そこは経験が必要ですね。

辻先生) だから、年齢取ってても比較的できるスポーツでもあるか。

蟹江さん) はいそうですね。70代の方もやられている方もいるので。子供からお年寄りまで。

辻先生) 普通の人がすぐにできる体験型のアーチェリーみたいなのあるの?

蟹江さん) そうですね。協会によっては体験をされているところもたくさんありますし、教室を開いてるところもあるので、そういうところから始めて。

辻先生) 蟹江さんたちが使っているような弓は、僕らがちょっとやらせてみてもらって引けるものなんですか?

蟹江さん) まず引けないですね。

辻先生) 引けないんですね。そうすると、どうやって体験するんですか?もっと簡単なのがあるの?

蟹江さん) 初心者用の弓というか、もっと短い距離で軽く引けるものがあるので、そこからスタートになります。私たちが使ってるのは、本当に距離を飛ばすやつなので。

辻先生) 的を見るときは、みんな双眼鏡で見てるよね。

蟹江さん) そうですね。スコープっていう、野鳥観察とかするやつで見てます。

辻先生) だから、肉眼で見えないぐらいのところを狙ってるんでしょ?

蟹江さん) はい、そうです。自分で打つ分には照準器があるので、それを的に合わせるんですけど、それを合わせるだけ。拡大とかしないんですよ。自分が打って当たったら、スコープで確認をして、どこに当たってるかなっていうのを見てます。

辻先生) じゃあ例えば、風が吹いてるとするじゃない。照準器はどこを見るんですか?

蟹江さん) 的を外して打ちます。

辻先生) なるほど。風が吹いてたら矢は流れるから、そういうのを計算して照準器を自分で設定して、そこに打つわけ?

蟹江さん) そうです。

辻先生) 照準器は、70メートル先を見てるの?

蟹江さん) 70メートル先の的で、普段は10点のある黄色を狙うんですけど、もうものすごく風が強い時は、黄色、赤、青、黒って内側から外側に的の色が分かれてる中で、一番外側の黒くらいを狙う時もあります。

辻先生)それで、矢が流れて当たる感じでしょ?

蟹江さん) そうです。矢を流して当てる。

辻先生) すごいなぁ。だいたい、全日本で優勝してますよね?

蟹江さん) はい。

辻先生) 全日本って、確か6本ずつやっていくんだっけ?

蟹江さん) そうですね。予選ラウンドは6本ですけど、決勝ラウンド、トーナメントは、3本です。

辻先生) 全日本で優勝するくらいの時って、仮に10本打つとすると、だいたい何本くらいが10点に当たるんですか?

蟹江さん) 5本以上は当てたい。7本当たったら良いかなっていう感じです。

辻先生) オリンピックで優勝しようと思ったら8本くらいですか?

蟹江さん) そうですね。本当に金メダル獲る国は8本以上は必ず打ってくるっていう感じなので。

辻先生) なるほどね。どういうきっかけでアーチェリーやることになったの?

蟹江さん) 私は通ってた中学にたまたまアーチェリー部があって、そこで入ったのがきっかけです。

辻先生) なんで入ろうと思ったの?

蟹江さん) 小学校の時から走るのがとにかく嫌で、マラソン大会とかでも後ろから2番目くらいとかで、自分が全然出来なかったのですごく嫌だったんですけど、スポーツ部に入ってる子たち、すごくキラキラしててかっこいいなぁと思ったので、中学校に入ったら運動部に入りたいって思っていて。

辻先生) 運動苦手なくせに。

蟹江さん) そうですね。で、部活見学をする時間にアーチェリー部を見に行ったら、第一印象、「全然走ってない!」みたいな。

辻先生) おお。走らなくていいじゃんみたいな。

蟹江さん) そうそう。「走ってない。これはいける。しかもかっこいい。」っていう、見ただけの印象で決めました。

辻先生) 女の子もいたんですか?アーチェリー部に。

蟹江さん) はい。

辻先生) 男と女で距離は変わらないから、筋力がある男の方がちょっと有利なの?

蟹江さん) そうですね。男性の方が強い弓を引けるので、その分、風があるとき、風に流されにくいっていうこともあるので、やっぱり男性の方が有利な感じがありますけど、ルールとか距離も一緒なので、対等に戦えるっちゃ戦えるみたいな感じです。

辻先生) そうだよね。世界で言えば、オリンピックチャンピオンの男女の点数の差はあるの?

蟹江さん) あんまり無いですね。少し前なんですけど、いろんな距離を打って、その合計が女性の方が高いっていうこともあったので。

辻先生) 今時の良いスポーツだね。

蟹江さん) ほんとですか。

辻先生) 男女格差の無い土俵で、同じ土俵で戦える。素晴らしいスポーツだなぁ。中学校の部活は厳しかったんですか?

蟹江さん) いや。今考えると、結構お遊びみたいな感じで、筋力トレーニングで結局走ったりはしたんですけど、打つ分には本当に楽しくやっていたので、良いスタートだったなぁって思います。

辻先生) 本格的にやろうと思ったのは高校生くらい?

蟹江さん) そうですね。高校入る時に、全国大会もたくさん出場してる学校があったので、そこに入って続けようってなりました。

辻先生) なるほど。出身はどこなの?

蟹江さん) 愛知県です。

辻先生) 高校も愛知県?

蟹江さん) はい。

辻先生) じゃあ、お家から通えるところで、全国大会行けそうな高校もあったってこと?

蟹江さん) そうです。

辻先生) ラッキーだね。

蟹江さん) はい。中学・高校と本当に家から近かったので、部活があった、っていうのが、本当に運命。

辻先生) アーチェリー部無かったら、大変なことになってたね。美貴さんの人生が。

蟹江さん) そうなんです。笑 何していたからわからないです。笑

辻先生) 下手したら帰宅部だよね。

蟹江さん) ほんとにそうです。笑

辻先生) なんかいつもおっとりしてるけど、負けず嫌いなところは当然あるんですか?内側には。

蟹江さん) かなり負けず嫌いですね。

辻先生) そうなんだね。それは誰かに負けること?それとも9点になっちゃうこと?どっちの方が悔しいの?

蟹江さん) 誰かに負けることの方が悔しい気持ちがありますね。自分のミスで負けたとかだったら、自分に対してありますけど、相手に対してっていう方が多いです。

辻先生) 小学校の時は、どんな女の子だったんですか?美貴ちゃんは。

蟹江さん) 絵を描くのがずっと好きだったので、真似して描いたりとかしてました。

辻先生) じゃあいわゆるおうち派だね。

蟹江さん) そうですね。どちらかというと。でも体を動かすこと自体は嫌ではなくて。

辻先生) そうかそうか。だから、運動部には興味あったんだもんね。

蟹江さん) ただ自分のできることがないというか。

辻先生) なるほどなるほど。小学校の頃や中学校の頃は、ご両親はどんな風に美貴ちゃんを育ててたんですか?

蟹江さん) やりたいことをやらせてもらってたなぁと思います。

辻先生) あー。Dispoのアスリートみんなの親の特徴。やりたいことをやらせてくれる親ばっかり。じゃあ、あれやれ、これやれって、いやいや言う感じでは無かったの?

蟹江さん) そうですね。アーチェリーやる時も、最初結構お金がかかるのですが、それを否定されたことが無かったので。

辻先生) こんなにお金払ってるんだから、あなた勝ちなさいよとかは無いわけね。

蟹江さん) 無いですね。

辻先生) 良いですね。強くなってった時も、見守って応援してくれる感じ?

蟹江さん) そうですね。応援に来れる距離であれば、試合会場に来てくれたりとかありました。

辻先生) なるほど。プレッシャーかかるよりは見守ってくれてる感じだね。

蟹江さん) はい、そうです。

辻先生) 良いなぁ。やっぱり。そういうことね。Dispoのご機嫌の感度が高いアスリートの親みんなそうなんだよね。話戻すけど、アーチェリーにおけるメンタルというのは、美貴さんの立場からするとどんなふうに言語化できますか?

蟹江さん) アーチェリーに関してのメンタルだと、自分がやってきたことを再現できるかっていうことがとにかく大事ですね。相手もいますけど、自分がやるべきことをやったら結果は付いてくるので。

辻先生) おー。素晴らしい。そのやるべきことを阻害するために心が乱れるじゃないですか。乱れる要因はたくさんあって、風の場合もあるし、さっきの自分の射の点数でもあるし、自分のコンディションもあるし、やっぱり人間なので、バイオリズムもあるし、体の変化もあるし、隣で打ってるライバルの点数もあるし、いっぱい。ロンドンオリンピックの時もたぶんそうだったと思うんだけど、その中でメンタルを揺らがず囚われずの機嫌が良い感じに保てなくて大失敗した事もあるの?

蟹江さん) ありますあります。特にひどかったのは、ロンドン後です。

辻先生) ロンドン後。勝っちゃったから?

蟹江さん) そうです。

辻先生) 勝たなきゃいけないメダリストみたいな?

蟹江さん) うーん、やっぱりそうですね。周りの反応がガラッと変わったので。私、ロンドンの前後がすごく調子が悪かったんですよ。周りからも大丈夫か?ってすごく心配されるくらいだったんですけど、その中で結果だけ良くて、メダル取れちゃったという感じなんですよ。自分の中では。

辻先生) なるほど。

蟹江さん) なので、周りからの期待と自分自身の調子の悪さが伴わなくて。

辻先生) 苦しかったねそれ。

蟹江さん) そうなんですね、とっても。

辻先生) とっても苦しかったんだね。それ脱却できたの?

蟹江さん) そうですね、今になって、やっとという感じです。それが原因で、引退したんですよ。

辻先生) そうなの?もっと早く会いたかったなぁ。

蟹江さん) アハハハ。

辻先生) それこそまさに認知の暴走だよね。

蟹江さん) 本当にそうですね。今感じてます。

辻先生) 認知の暴走、頭の中は結果と外界とやらなきゃいけないことに溢れきって、心はズタズタな感じね。

蟹江さん) はい。その気持ちがやっと消化できてきて、今、アーチェリーもっと知って欲しいなっていう風に動けてます。

辻先生) なるほどなるほどなるほど。そうか。そういうことね。高校から大学、日本一になって、日本代表になったりして、オリンピックまで行く、そこのプロセスの中で、メンタルを自分で大事にするために心がけてたことはあるんですか?

蟹江さん) 大学入って、日本代表になってからですかね。それまで試合に行くと、他県のお友達とお話ししたり、試合するための準備がまだあやふやだったんですけど、自分のレベルが上がっていくにつれて、ルーティンでは無いですけど、流れというものがなんとなく出来てきて、そこの段階で気持ちを整えて試合に臨むということができてきた。

辻先生) その頃は、メンタルの本を読んだり、先輩からそういう声かけだったりがあったんですか?

蟹江さん) うーん。あんまり経験的なことは無かったんですけど、周りの先生だったり、徐々に声かけてもらってたことが染み付いてきたかもしれないです。

辻先生) なるほどね。わからないけど、特別何かしたっていうことは無かったんだね。

蟹江さん) そうですね。自然とそうなっていった感じです。

辻先生) なるほど。わかりました。

話を変えるけど、蟹江さんは今、子育て中でもあって、お子さん何歳だっけ?

蟹江さん) 3歳です。

辻先生) 今1番大変な時だと思うんだけど、美貴さんの今の立場で、教育に関して、思われてることを伺いたいんですけど、どう?

蟹江さん) 私の子供に関してで言うと、幼稚園に通ってるんですけど、帰ってきてから「何した?」て言う風に聞きがちなんですけど、「楽しかった?」っていう風に意識して聞くようにしてます。

辻先生) おー。さすが。学習能力あるね。

蟹江さん) はい。辻先生のお話を聞いてから、やっぱりそうだなぁ、そうしなきゃいけないなぁっていう風に考えるようになって。

辻先生)えらい。自分の家では、非認知的な声掛けをしてあげましょう、というようなことでしょうけど、世の中見ててどう感じてますか?今の教育。

蟹江さん) チラッと聞いた話ではあるんですけど、他の幼稚園だと、子供たちを競争させて、順位が良い方からポイントが付いて、それに合わせてご褒美がもらえるところがあるみたいで、それを聞いて、うわーーきつい、みたいな。

辻先生) きつ。幼稚園からそれかぁ。

蟹江さん) やっぱりそういった話を聞くと、助けてあげたいって。

辻先生) 本当だね。それ、全員がロンドンオリンピックの後みたいな感じだよね。メダル取っても取れなくても、期待に応えなきゃしんどいモード。幼稚園から…きついなぁ。ママたちに、僕らが大事にしようとしてることがすんなり通じそうなママと、認知的で、周りの子供といつも比べちゃってしんどくなってるママもいるの?

蟹江さん) いますね、やっぱり。

辻先生) そうだよね。ママたちの中では、君がメダリストなの知られてるの?

蟹江さん) 知ってるお友達も。

辻先生) じゃあ、もう一つね。メンタルっていっても、色んな表現の仕方が確かにあって、揺らがず囚われずフローだとか、色々あるんだけど、僕らは「ご機嫌」っていう素晴らしい言葉を使っていて。ご機嫌っていう言葉は、蟹江さんにとってはどんな感じですか?

蟹江さん) そうですね。ご機嫌って一言聞くと、ニコニコしてて機嫌が良いっていう印象です。生き生きしてるというか。

辻先生) あ。生き生きしてる感じね。良い言葉ですね。蟹江さんにとってのご機嫌の価値はどんな感じなんでしょうか?

蟹江さん) そうですね。ご機嫌だと、笑顔も増えますし、人に対する思いやりも増える、なので自分自身も良い感じだけど、人に対してもプラスな感じを与えるし、相手も機嫌よくさせることができるっていうところがすごく価値があるなぁて思います。

辻先生) なるほどなるほど。アスリートにとっては、いかがですか?

蟹江さん) アスリートにとっては、やっぱり自分自身を見つめ直せる。外に気持ちが向かっていってしまうと、そこで発揮できなかったりするので、自分自身に目を向けられてそのために何をしたら良いかっていうところまで先を見通して行動できるかなって思います。

辻先生) その通りだね。それは良い言葉。今は、いわゆる最前線で、トップアスリートとしてはやってない立場の中で、自分がご機嫌になるために、蟹江さんはどんなことを心がけたり意識したりしてるんですか?

蟹江さん) したいことをやる。今に限らず、ずっと昔から自分のやりたいことをやって、やりたくないことはやらない。そういうところがはっきりしてるので、やりたいことをやっていたら、ずっとご機嫌な状態を保てるかなって思います。

辻先生) ただその中で、例えば子育てだったり、家事だったり、自分のやりたくないことをやらなくてはいけない事があったりとか、アーチェリーの世界の中でもそういうことがあった時はどうされてますか?

蟹江さん) ボロボロになります。ちょっとまだ私の中で答えが見つけられてない状況で。

辻先生) なるほど。じゃあ自分のご機嫌をキープするにはまだまだですね。

蟹江さん) そうですね。

辻先生) すごいなぁ。メダリストにそんなこと言われちゃうと。ロンドンの時は、調子が悪い中でロンドンに行って、あの大会中はどんなメンタリティだったんですか?機嫌良くできてたんですか?

蟹江さん) うーん、そうですね。やらなきゃいけないっていう状況ではあったんですけど、それが追い込まれて追い込まれてっていう感じではなくて、前向きに色々なことを試して試して無我夢中で打ってたのもあり、ロンドンに入ってから、何でかわからないけど調子が良くなって。

辻先生) おー良かったね。

蟹江さん) ハハ。それ以外は、会場の雰囲気だったり、ロンドン着いたらオリンピック一色という感じだったので、そういう雰囲気に助けられたのかなぁって。

辻先生) あの時の3人の仲間、あとの2人の仲間とは、そういう励まし合いとかもあったんですか?

蟹江さん) うーんそうですね。基本的にはやっぱり個人競技なので、個々で挑戦してという感じなので、特に何か声掛けるとかは無いですけど、やっぱりずっと一緒にやってきて、オリンピックの切符を取るのも同じメンバーでしたので、ずっと長いこと一緒にいてやってきたメンバーなので、雰囲気で励まし合っていたというか。

辻先生) でも結局は自分のするべき責任を果たすことが最もチームに貢献することでもあるから、結局自分に全力なところがある感じだよね。みんな。

蟹江さん) はい。

辻先生) なるほどね。次、最後から2つ目の質問ね。Dispoのアスリートたちの印象と、Dispoの活動に対する蟹江さんの想いみたいなものを伺いたいんですけど、どうですか?

蟹江さん) Dispoのメンバーはとにかく面白い人が多いなぁって。ミーティングの時間も結構時間が押しても、私自身ずっと楽しい気持ちでいられるので、楽しい人たちが多いなぁっていう反面、すごく考えてるなぁっていう印象もあります。私なんかポワ〜としてる感じなので、すごいなぁっていう風にいつも思います。

辻先生) なるほど。良いですね。楽しいけど、みんなちゃんと向き合ってはいるよね。

蟹江さん) そうですね。やっぱり自分の考えというのをすごく持ってるというか。

辻先生) Dispoの活動への想いみたいなのはどうですか?

蟹江さん) 子供中心にということですけど、私も子育てしていて、声掛けはものすごく大切にしてますし、日本の教育であったり、家庭の中であったり、子供の時期にそういった知識を受け取る場所やそういった感覚を持てる機会ってなかなか無いと思うので、私たちが出向いて行ったり、オンラインでお話をしたりすることで、そういったところを少しでも感じてもらえて、体験してもらえたら良いなぁという風に思います。

辻先生) そうですね。本当にまだまだ無いので、少しずつだけど、なんとかみんなでやっていきたいと思いますね。最後の最後、今後の蟹江さんのビジョンについて聞きたいなと思います。今どんなビジョンを持ってるんですか?取り組みたいなぁって思ってることとか。

蟹江さん) 今1番考えているのは、アーチェリーを広めたいということですね。まだまだマイナー競技なので、ワールドカップとか世界大会で、私ではない選手が結果を残していても、なかなか取り上げてもらえない。第三者になってから、そういった部分を特に思うようになって。他の競技、いわゆるメジャーなスポーツと同じワールドカップの成績をとっても報われない。

辻先生) そうだよね。ラグビーの廣瀬は、ベスト8にもなってないのに、あなたより有名だからな。

蟹江さん) そうです。一歩離れた目線で見たら、そういった消化不良的なところをすごく感じるし、そういった念があるので、アーチェリーを広めたい。

辻先生) どうしたら良いんだろうね。

蟹江さん) うーん。そうですね。やっぱり触れ合う機会がなかなか無いので、どこでやったら良いかわからないし。

辻先生) そうだよね。じゃあ僕やろうと思っても、どうしたら良いんだろうと。今だと、ネットで調べれば良いんだけど。

蟹江さん) うーん。でもネットでは伝わらないものというのが。どれだけ重たい弓を使ってるのか、70メートルってどれだけ離れてるのかというのは、実際に見てみないとわからないことではあるので、そういった場に足を運んでもらえる為のまず準備から始めないといけないので。

辻先生) 大井くんも結構色んな発信したり頑張っているけど、蟹江さん的に何か、アーチェリーが身近になるために、やりたいこと、やろうと思ってることなどあるの?

蟹江さん) そうですね。今ちょうど始めようかなって思ってることが、ラジオ。

辻先生) おお。

蟹江さん) ラジオ版のYouTubeみたいなのがあって。

辻先生) まじ!

蟹江さん) はい。それにお声掛けていただいて、面白そうと思って。

辻先生) えー!それは全国配信?

蟹江さん) はい、そうです。アプリをインストールすれば聞けるので、私が住んでるのは広島ですけど、全国に配信されます。

辻先生) おーそうなんだ。それはすごくいいね。そうだ。元ラグビーの早稲田の監督の中竹さんっていう方も、自分は動画に出るのは苦手なんだけど、喋ったりするのはいいんで、ラジオのアプリで発信していこうみたいなことを言ってた気がする。

蟹江さん) ほんとですか。

辻先生) 同じかどうかはわからないけどね。ぜひ応援したいと思います。あなたがMC?

蟹江さん) そうですね。発信者。質問も受けられるので。

辻先生) えーすごい。それゲストで呼んでくださいいつか。

蟹江さん) あ、ぜひ!お願いします。